Information & Diary
教室内も色の力を考慮
昨日、高2になる娘の参観日に行ってきました。
2年生に進級して、大学進学を踏まえ、先生の勧めもあり、文系コースに入った娘。
1類、理数、文系は、別棟にあり、今日初めて別棟の建物内に入りました。
1年の頃の総合コースはマンモスだったので、長〜い廊下の端から端まで教室が続いていたんですが、別棟は本当に静か。
クラスも文系1クラス、理系1クラス。
1フロアに2クラスしかありません。
建物に入ると、壁や階段は全て白で統一。
窓は大きく、開放感があり、光がたくさん入ってきていました。
教室内に入ると、窓が広く、眩しいくらいの陽に照らされて輝いている新緑のグリーンが目に飛び込んできます。外からは虫の声しか聴えません。
私が色を考えられているのだと感心したところは、電子黒板が前方中心にあり、その両側が緑の壁になっていて、生徒の座席の一番後ろの壁も全部ではなかったと思いますが、前方と同じように緑の壁になっていたこと。最近の学校はこんな風にどこもなっているんですね。
1類、文系、理系は、1日平均7時間以上の授業なんですが、そうなると、どうしても生徒たちの目も疲れるし、体も疲れるでしょう、その疲れを癒す色としてのグリーン、また色の意味からいくと高校生は一番パワフルで多感な時期でしょうが、落ち着きと安定、思いやりや優しさ、協調性のグリーンが、使われていました。
パワフル、ありあまるエネルギーや疲れも表すレッドをずっと見続けると、補色のグリーンが浮かびます。そんな状態のときは、グリーンがよく目に入るでしょう。生徒たちが注目する電子黒板の両sideにひろくグリーンの壁が用いてあったのに、感心したりしました。
色が分かると、色に敏感になりますね。そしていろんな発見もありますし、インテリアカラーのアドバイスから、いろんなところで、色の知識が役立ちます。
色に敏感になると、この世は色が溢れていることを実感し、毎日が豊かになります。
カラーを学ぶと、そんなメリットがあるのです。